J18: Kontakt Player (Silver / Gold) の再生に関するトラブル

Sibelius 4にて Kontakt PLayer (Silver/Gold) の再生が正しく行われない場合は以下をご確認ください。

■ 発音に関するトラブル

● 再生音が割れてしまう。

1. [ ウィンドウ ] > [ Kontakt Player ] にて Kontakt Player ウィンドウを開き、[ AUDIO SETUP ] ボタンをクリックします。       

2. 新たに開いたウィンドウ内の [ Output Latency ] をドラッグにてスライドさせて、ms の値を調整します。

設定値はご使用の環境に依存します。スペックの低い環境ほど ms の値を大きくして下さい。

    ※ 値を大きくするほど発音のタイミングが後ろに遅れます。(ms は 1/1000 秒)
    ※ 設定値が極端に大きすぎても発音の乱れの原因となります。この値はコンピュータのスペックスコアの状態(パート数)によって適正値が変化するため、ご使用の環境に合った値に調整してください。

3. [ OK ] ボタンでウィンドウを閉じます。

4. [ 再生 ] > [ 再生と入力デバイス ] を開き、[ デバイス名 ] が Kontakt Player となっている行の [ レイテンシー(ms) ] にて 手順 2.で設定した数値が表示されているか確認します。(値が異なっていた場合は [ レイテンシー(ms) ] の値を修正して下さい)

● 再生が遅れる、ノイズが混じる

1. [ ウィンドウ ] > [ Kontakt Player ] にて Kontakt Player ウィンドウを開き、ウィンドウ内の [ OPTIONS ] をクリックします。

2. 新たに開いたウィンドウ内の [ DFD ACTIVE ] をクリックしてボタンを点灯させます。

3. [ PRELOAD BUFFER SIZE(PRE SAMPLE) ] と [ VOICE BUFFER SIZE ] をドラッグにてスライドさせて、KB の値を調整します。

    ※ 設定値はご使用の環境に依存します。スペックの低い環境ほど KB および MB の値を大きくして下さい。ただし、スコアを再生させる場合にはもたつき音飛びの原因となるため、オーディオエクスポート完了後はこの値を戻した上でスコアを再生させてください。

4. [ CLOSE ] ボタンでウィンドウを閉じます。

■ 音が鳴らない、正常に機能しない

Kontakt Silver の発音は 8 セクションまでとなります。再生に 9 セクション以上使用するスコアデータの場合、使用しているセクション内の音色で代用や、発音を行なわないことがあります。

・ 他の再生デバイスから変更した場合、相対的に Kontakt Player のボリュームが小さく聴こえる場合があります。


● Macintosh をご使用の方は以下をお試し下さい。

1. Sibelius を含め、起動中のソフトウェアを終了させます。

2. ハードディスク内の [ ライブラリ ] > [ Preferences ] を開き、[ com.sibelius.Sibelius4.plist ] と [ Siblib.plist ] を削除します。

    ※ 上記2つのファイルは、ご使用の環境によってはハードディスク内の [ ユーザ ] > [ ログインネーム(家型のアイコン) ] > [ ライブラリ ] > [ Preference ] 内に存在する場合があります。

3. Sibelius を起動し、Kontakt Player の動作を確認して下さい。

    Sibelius 起動時に [ com.sibelius.Sibelius4.plist ] と [ Siblib.plist ] が再度生成されます。この2つのファイルは必ず同じ [ Preference ] フォルダに格納してください。

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