633: Sibelius でキーボードを弾いたときに再生に遅延が発生する
キーボードを弾いてから音が聞えるまでに遅延がある場合、Sibelius 内で問題が発生しているわけではありませんが、サウンドカードやオーディオインターフェースで再生のプロセスに時間がかかっている状態です。クリック音でも遅延が発生する場合は、演奏の再生にはより遅延が生じます。
もっとも多い原因は、ご使用されている再生デバイスの種類によるものです。[ 再生 ] > [ 再生デバイス ] を開いて確認します。右側の [ アクティブなデバイス ] リストに使用しているデバイスが表示されています。
デバイスのタイプが MIDI の場合は内蔵のサウンドチップでは無いことを確認してください。たとえば Microsoft GS Wavetable です。このデバイスでは非常に多くの遅延が発生します。この場合は、[ 設定 ] 欄で [ General MIDI (Enhanced) ] または [ Sibelius Sounds ] 、また別の MIDI デバイス用に新しい再生設定を作成してください。(キーボードに音源が搭載されている場合) MIDI キーボードからの反応が早くなります。
バーチャルインストゥルメントを使用している場合、(たとえばデバイスのタイプが VST、Sibelius、Kontakt または ARIA の場合) 遅延は Sibelius が使用しているデバイスによって状況が異なります。
[ 再生 ] > [ 再生デバイス ] から [ オーディオエンジンのオプション ] ボタンをクリックして、[ レイテンシ ] の値を下げてください。それぞれのサウンドカードでは設定や名称が異なるので、サポートでは正確にご案内をすることができませんが、[ インターフェース ] の変更や [ バッファサイズ ] を変更して[ レイテンシ ] の値を下げてください。
最適な設定を行うには、[ インターフェース ] プルダウンメニューをクリックして 表示されているデバイスを選択します。Windows では、デバイス名の後ろに以下のような文字が記載されています。次の優先順位で使用してください:
(ASIO): Audio Stream Input Output: こちらは最適なデバイスです。もっとも遅延が少ない状態で再生ができます。
(WASAPI): Windows Audio Session API: こちらも遅延が少ない状態で再生ができますが、コンピューターのリソースを多く使用します。
(DS): Direct Sound: Windows Direct Sound を使用する、もっとも一般的で良く使用されるドライバです。
(MME): Multimedia Extensions: Windows が使用できるドライバです。良いパフォーマンスではないのでお勧めしません。
リスト内に ASIO がある場合は、そちらを使用してください。ASIO が無い場合は、 WASAPI または DS を使用してください。それらが無い場合には MME を選んでください。
Windows で ASIO が搭載されていない場合、上記を実行しても改善しない場合は、ASIO 対応のサウンドーカードの導入をお勧めします。
問題が改善しない場合は、サウンドカードやオーディオインターフェースのドライバを再インストールする必要があります。以下は最新バージョンのドライバをダウンロードできる、各メーカーの Web サイトです:
M-Audio
Digidesign
EMU
ESI
MOTU
Roland and Edirol
Tascam
Yamaha
詳細
製品 |
Sibelius |
バージョン |
1.003 - 1.4, 2 - 2.11, 3.0 - 3.1.3, 4.0 - 4.1, 5.0 - 5.2.5, 6.0 - 6.2 |
更新日 |
2010/4/22 |
