615: [名前をつけて保存]、または印刷ダイアログの [PDFとして保存] 実行時に Sibelius が強制終了する

症状

スコアの初回保存時に [ ファイル ] > [ 名前をつけて保存 ] または [ 印刷 ] 画面の [ PDF として保存 ] を実行したときに Sibelius が強制終了する場合があることが確認されております。

この問題は、Sibelius 6Mac OS X 10.5 またはそれ以降で使用した場合のみに発生します。

原因

申し訳ございませんが、現在のところ強制終了の原因については特定されておりません。Apple 社と共に原因について検証を行っております。

強制終了は Mac OS X のシステムコードで発生します。特定の [ 名前をつけて保存 ] はシステム管理ダイアログに関連していますので何らかの特定のネットワークまたはネットワークデバイスに起因している可能性がございます。

対処法

Sibelius 6.2 へのアップデート をお願いいたします。

Sibelius 6.2 にはアプリケーションがクラッシュする可能性のある状況を回避する対策が含まれています。例えばシステムが 開く または 保存する 前にダイアログが開いている場合、Sibelius Playerにロードされていた音色がすべてアンロードされ、システムのダイアログが閉じられると再びロードされます。この対処法は、開く保存 を開く前、またそれらが閉じる前に作成される一時ファイルによって発生している場合のみに有効です。Sibelius はこれらのファイルが起動しているかどうかチェックし、発見した場合には自動的にサウンドをアンロードします。これらの強制終了に関する問題が 開く保存 ダイアログが表示されるときに発生しているためです。

この対処法ですが、サウンドのリロードはコンピューターの動作に負荷がかかるため、標準設定では有効にはなっていません。一度症状が発生した場合には Sibelius が自動で対処法を有効にするので、以降は上記の症状を回避します。

情報の送信

Sibelius ではソフトウェアの品質向上のため、クラッシュログをシステムから送信できるようになりました。強制終了に関する情報のみ送信されますので、個人を特定できる情報などは送信されません。強制終了が発生した際に Sibelius から情報送信の確認画面が表示されますので、画面から情報を送信することができます。

この問題解決には Apple の協力が必要となります。Sibelius から多くのエラーに関する情報を送信したいと思いますのでご協力いただけますと幸いです。

ご不便をおかけしまして申し訳ございません。早期解決に向けて検証させていただきます。

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