さらに簡単になった楽器のパート

インスタントキューの作成

各パートへのキュー作成は今や瞬時の作業となりました。キューとして表示したいパッセージを単純にコピーして「キューとして貼り付け」を選ぶだけ。 あとは全てSibelius 5にまかせましょう。キューを小さくし、適切な声部に入れ、必要に応じて移調したり音部記号を変え、強弱やアーティキュレーションを 削除(オプション)、テキストラベルを追加し、スコアの中にキューを隠し、再生しないようにします。また、複数の楽器へのキューの追加も一度にできます。

さらに、キューの作成を簡単にしてくれる2つの新しいプラグインが装備されています。キュー位置の提案は、パートにおける小節休符の数あるいは休符の 長さに基づいて、スコア内でキューに適切な箇所を提案し、キューのチェックは、楽譜を変更した場合に、前に追加されたキューがまだ正しいかを確認します。

Paste as Cue

キューとして貼り付け」は、キューの作成作業を瞬時におこないます。Sibeliusは自動的に音符を小さくし、再生もされません。

キュー表示のカスタマイズ

Sibelius 5はキュー作成を実行してくれますが、キューをどのように表示するかについてさらに指示を与えることができます。貼り付け先の楽器に対して、 キューに強弱やアーティキュレーションを含めたいか、新たな音部記号やオクターブラインを付けたいか、または適切な音高に移調させたいかを選ぶことができます。

簡単な楽器変更

パーカッションやクラリネットとサキソフォーンの掛け持ちのように、スコアには一人の演奏者に2つ以上の楽器を持たせる場合がよくあります。あるいは、 別の楽器のためにパート全てを書き直さなければならない場合もしばしば起こります。このような時、Sibeliusはあなたに代わりそれを自動的に実行してくれます。 楽譜内で楽器変更を行うと、Sibelius 5はその箇所から楽器名、音部記号、サウンド、移調や譜表タイプの変更などを必要に応じておこないます。

さらに、珍しい楽器を使って作曲する場合、その楽器名、音部記号、音域、サウンドなど必要に応じてあなた独自の楽器を作り出すことができます。 グロッケンリンバからF♯トランペットまで、あなたの着想次第です。

Instrument changes

簡単な楽器変更: Sibeliusは自動的に楽譜を移調し、サウンドを変更して再生します。

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