特殊な記譜

特殊な記譜Sibeliusでは、芸術作品のように美しいスコアを作成できます。Sibeliusでは、美しいだけでなく、自由に調整可能なスラーを作成できます。ステムレットや連桁下の休符、アルペジオラインも一瞬で配置できます。Sibeliusは注記的な臨時記号も自動追加してくれるので、すぐに演奏できるスコアを作成できます。

 

スラースラー

Sibeliusでは、美しいだけでなく、自由に調整可能なスラーを作成できます。あらゆる状況において最適な場所に配置されるようデフォルト設定されています。また、6つのハンドルで自由に形を調整することができる上、個々の太さの変更も可能です。さまざまな[記譜ルール]オプションを使用して、異なる長さのスラーのデフォルトの肩や高さをコントロールすることができます。

 

臨時記号

Sibeliusでは、注記的な臨時記号が必要に応じて自動追加されるため、間違った音を演奏することが少なくなります。デフォルト設定どおりに追加させるだけでも良いのですが、変更可能なさまざまなオプションも付属しています。臨時記号をどこに使用するか(次の小節の最後まで、異なるオクターブや声部間、大譜表間の音符にタイを付けたときなど)、括弧で表示させるかなどを設定できます。

 

リピート小節

リピート小節

1小節、2小節、4小節のリピートをテンキーで追加できます。リピートは他と同じように再生されます。複数のリピート小節には(プラグインを使用しなくても)自動的に番号が付けられるため、奏者は譜面のどこを演奏しているのか分からなくなることがありません。

 

ジャズのアーティキュレーションとスラッシュ

ジャズのアーティキュレーションとスラッシュ

スクープ、フォール、ドゥイット、プロップをテンキーですばやく追加できます。記号を使用する必要はありません。他のアーティキュレーションと同様に自動配置され音符と共に移動しますが、個別に移動させることもできます。ジャズのアーティキュレーションは、適切なデバイス(Garritan Jazz & Big Bandなど)で再生されます。

スラッシュ表記は、譜面の他のパートが移調しても変わらず、リズム・チャートをよりすばやく作成できます。また、ジャズのコード記号も改良され、コンピューターやMIDIキーボードを使用してよりすばやく入力できるようになりました。

 

現代音楽の記譜記号現代音楽の記譜記号

Sibeliusでは、連桁グループ内の休符用のステムレット(ハーフステム)のオプションを選択できます。ステムレットはスコア全体にわたって使用したり、テンキーで個々の休符へ追加したりできます。連桁下の休符に対しては他にもさまざまなオプションがあります。

Sibeliusでは、短いアッチェレランド/リタルダンドを表示するための自動羽根付連桁も使用できます。この場合も、テンキーから選択し、2音符トレモロ上に使用することもできます。

 

その他の記譜記号

和音を瞬時に分割する波線のアルペジオラインをテンキーから直接入力できます。これらは音符に付属するため、自動的にスペースが調整され、音符と共に移動します。通常の波線、上下矢印付の波線を使用することができます。

拍子記号の背面にタイを描画することによって、拍子記号でタイのブレイクを作成できます。多くの描画プログラムと同様に、オブジェクトの配置順序を指定することができます。これは、インポートしたグラフィックを五線の前または後に配置させたいときに特に便利です。

アーティキュレーションは、状況に応じてスラーや連音符の内側または外側に自動描画されます。この設定を微調整するオプションも用意されています。同じ音符上にある複数のアーティキュレーションの位置は、まとめてではなく個別に変更することもできます。


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