シングルモニターでの使用に最適化(Sibeliusだけの機能)

 

複雑なアレンジのウィンドウワークスペースを思いのままに

Sibeliusは、これまでもインテリジェントなアシスタントとしてユーザーの作業負荷を軽減してきました。Sibelius 7では、スコアで最後に行った操作を正確に記憶し、ズームレベルや作業位置だけではなく、ドキュメントタブ、ウィンドウのサイズと位置、表示オプション、その他を復元します。

もちろん、作業環境は完全にコントロール可能となっており、Sibeliusの新規スコアや既存のスコアに対する設定についてもさまざまなオプションを選択して詳細に設定できます。

 

フルスクリーン、フルスピード(Sibeliusだけの機能)

Windows用のSibeliusには、Windowsのタスクバー、メニューバーを隠し、できる限り広い画面を楽譜表示に使用するフルスクリーンモードがこれまでにも存在していました。

今回、初めてMacユーザーもSibelius 7のフルスクリーン表示のパワーをご体験いただけます。

Sibelius 7をフルスクリーンモードで使用することにより、他のアプリケーションを気にすることなく、より集中した作業が行えます。Sibeliusは、まさにバーチャルな譜面用紙となるのです。

 

ドック可能なパネル

新しいミキサー、美しいオンスクリーンキーボード、フレットボードパネル、アイデアパネルなどにより、スコアの一部が隠れてしまうことはもうありません。Sibeliusのパネルはドック可能となりました。画面周辺に配置することができるため、楽譜表示のじゃまになりません。

また、これらのパネルはすべてワンクリックで表示と非表示を切り替えることができるため、印刷ページに集中できます。

 

新デザインのミキサー新デザインのミキサー

Sibelius 7は、垂直のフェーダーを採用した、本物のミキシングデスクと同様の新ミキサーを搭載しています。標準設定では、ミキサーは画面の一番下にドックされ、ボリュームのフェーダーだけが表示されます。表示範囲を少し広げると、パンとソロ/ミュートのコントロールが表示されます。さらに広げると、再生するデバイス、チャンネル、サウンドを変更するための詳細なオプションが表示されます。最大にすると、統合エフェクトとFXシグナルバスに対するコントロールが表示されます。キーを1つ押すだけで非表示にすることができます。

 

 

新デザインのミキサー状況に応じたインスペクター

オブジェクトの外観と再生プロパティを細かく操作するには、それぞれのキーボードショートカットを使用してインスペクターを呼び出します。選択したオブジェクトに関連するコントロールだけがフローティングウィンドウに表示され、キーボードを使用してすばやく調整が行えます。調整が終わったら、Returnを押してインスペクターを閉じます。

必要に応じて、常時表示されるようインスペクターを固定することもできます。インスペクターの内容は選択の対象によって変わり、関連するコントロールだけが表示されます。必要なものだけが表示され、不要なものは表示されません。

 


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